ワンオペママが家族に罪悪感なく家事を託せるようになった話

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家事は自分がやらなくてはいけないと思って、
1人で家事をこなすことが当たり前。

そんなふうに1人で抱えていた、おおくぼ安樹さん


とことん時間と向き合った記録を振り返ることで、
1分の時間の重みに気づき、家族を頼れるようになった
おおくぼ安樹さんのストーリーをご紹介します!

年代:40代
職業:公務員
家族構成:夫、娘(小2)の3人暮らし

ポイント

✅時間の把握をすることで変えられるポイントを見つけられる
✅自分がここが上手くいけばいいというポイントをおさえる
✅1分でできることに気づき、時間の重みを感じる

時計とにらめっこしてイライラする日々

娘が1歳6ヶ月で育児休暇から復帰しました。
育児休暇中は、娘中心の生活で自分の時間がほとんどなく、
そんな生活から、

仕事に復帰したら娘のママではない、
1人の人としての時間が過ごせる

と思って育休から復帰しました。

だけど、いざ復帰すると、日中仕事をした後、
平日は家に帰ってご飯を食べてお風呂に入って寝るだけ、

休みの日は、溜まった家事をまとめてこなすだけ、
そんな日々でした。

一番の悩みは夜思うように眠れないことでした。

育児と仕事とで、疲れてしまっていた私は、
疲れを取るために寝る時間を確保しようと、
早く寝かしつけることだけを考えていました。

特に平日はワンオペのため、
帰ってから夕飯を作ってお風呂に入ってと早くしたい私と
遊んでほしい娘とのせめぎ合い。

お味噌汁一つ作るにも、何度も中断して全然進まないことに、
とてもイライラしていました。

私は、1品作り終わるまでやりたいのにそれができない、
洗濯物を干し始めたら最後まで干したいのにできない

自分が思ったところまでできない!
そんな些細なこともストレスに感じていました。

21時に寝ることだけを考えていたので、
帰ってきてからは時計とにらめっこでした。

寝るまでの行動をいかに早くするかを考えていたので、

ご飯がなかなか進まず、楽しそうに会話しているのも、
あぁ2分経っちゃったとこころの中で思って、
早くごはん食べようねと急かし、

お風呂に入る前に本を読んでいるときも、
あぁ1分ロスしたと思い、
後から読もうねと無理やり本を引き剥がしたり、

一つ一つの行動と時計をみては、
はぁとため息をついて、また遅くなったとイライラする日々。

そんな日々にも嫌気を感じていました。

そんな毎日を過ごしているとき、
保育園の先生から、
先生の加配をするために診断書をもらってくるよう言われ、
発達障害との診断を受けました。

そこから、療育に通ったり、本を読んだり、
ネットで情報収集、食べ物を変えたり、
いろいろな対策をやってみました。

子どもが診断を受けてから、
元々偏食だった娘にどうしたらご飯をちゃんと食べてもらえるか
と食べ物にもとても気を使うようになります。

自分がフルタイムで子どもとちゃんと向き合えてない、
子どもに向き合う時間がないことが問題なのではないか


仕事の時間をなんとかしたいという想いも生まれます。

それでも辞めるという選択肢は選べませんでした。
仕事はそれなりにやりがいがあり、楽しかったし、
家事が得意でもなく専業主婦の生活は考えられませんでした。

そして、生活のためには働かないといけない。
でも、子どもにもっと関わる時間が欲しい。
もっと自分を変えたいと考えるようになりました。

突然訪れたオンライン化の波

そんな中、新型コロナウイルス感染症の流行により、
家にいる時間が長くなりました。


外出も必要最低限になり、
家で必然的にご飯を作る時間が増え、
ご飯を作るために、ネット検索する時間も増えるという悪循環。


ずっと家にいることで、動かない家族にもイライラが募りました。

それでも、コロナ禍で、いやいや行っていた付き合いが減り、
仕事でもプライベートでもオンラインで
いろんな講座が受講できる機会が増えました。

私の今の現状を変えてくれるかもしれないと思って受講するも、
実践する余裕がなく、学ぶだけで終わってしまいました。

仕事へのやりがいと将来への漠然とした不安

2021年4月に異動となり、仕事内容が変わりました。
与えられた仕事内容に不満を持ってのスタートとなりました。

夏、高齢者を施設からすぐに別の介護施設に入所させないといけない事案が発生!


家族の支援も期待できず、空きがあるはずもなく、お金もないと八方塞がり。


なんで、こんなどうしようもない人のお世話をしなければいけないのかと
沸々と怒りが込み上げました。


やりたくもないことを自分の想いに沿わないことも
与えられた仕事だからやらなくてはいけない。

私はもっと子どものことを考えたいのに、、、
一気に今まで張っていた糸が切れたようで、
どうして仕事をしているんだろうと考えました。

就職するときに安定して定年まで働ける、
結婚しても子供ができても安心して働けることを考え、
選んだ仕事でした。

子供ができるまでは、嫌なことも我慢してやってきました。

だけど、子供ができてからは、仕事は定時で切り上げ、
家庭優先で働いてきました。

その中でも仕事で自分の意見や
結果が認められることでやりがいを感じていました。

それでも仕事から帰ってからは夕飯を食べて、
お風呂に入って、寝るだけで精一杯。

土日は、溜まった家事をこなすだけで時間が過ぎていく生活。

プライベートではこんな生活を続けていていいのか
と思っているときに、

仕事に対してもやる気を失ってしまい、
何のために仕事をしているのかを考えました。

今、我慢をして辛くても、
定年後に安定した穏やかな生活を送ることだけを目的に
あと約20年仕事を続けて行くんだとも考えました。

そのために、今の生活も子どもの将来も犠牲にするのか・・・

やりきれない想いでいっぱいになりました。

それと同時に、働きながら家事も家庭もうまくいく方法は
ないのかと考え始めます。

それからずっとどうしたらいいのか自問自答の日々。

辞めたいけど、生活のためには働かないといけない。

子どもとももっと関わる時間が欲しい。

もっと自分を変えたい。

そう思って、講座やセミナーを探し始めました。

探していく中で、自分を見つめていき、
自分はどうしたいのかを考える機会になりました。

受講したものの一つで、どんどん手放しましょうと
家事を手放したら人生が変わりましたという話に
どうしてもそうは思えない自分がいました。

私は得意ではないけれど、食べることが好きなので、
食べるものにはこだわりたいから、
それを全部人任せにすることはできないと
思っていました。

温かい食事も人生もあきらめない働き方!?タイムクリエイトlab

その中で出会ったのが、ようこさんのメルマガ。

家族に温かい食事を作ることも
自分の人生も
あきらめない働き方



やってみたいけど、

今はフルタイムで
時間がない

家族の協力がないから
時間がない

というママが
いたとしたら、、、

その時間を生み出すのが
タイムクリエイトlabですよ!



今は仕事と家庭の両立だけで
手一杯の生活だけど、
家庭の時間を大事にしながら
時間を創り出して

起業の勉強を始めたい!


私はママの一生の家事時間
2万時間を半分にする

家事を開発しました!


家事でダンドリを磨く「タイムクリエイトlab」。
温かい食事も人生も諦めない働き方!?
家庭の時間を大事にしながら時間も創り出す!?
家事時間を半分にする!?

これって私が求めているものじゃない!?
それでも
最初は少し半信半疑でした。

2ヶ月ほど迷った末、個別相談に申し込みました。

家事時間が短くなったらいいなと思いながらも、
家事を誰かにやってもらおうとは思えず、

家事を手放せないと思っていた私。

シゴトも整った生活も諦めないでかつ、

自分の時間が確保できて、

自分の人生も家族との生活もあきらめない。


それができたら、最高だな

と思って、受講しました。
そして、自分で実践することで成果が見えたら、

自分を認められる。

自分ができれば、それを教えられる。

タイムクリエイトlabの第1回の講座を受講してから、
自分のスケジュールの把握を始めました。

自分が家事にどのくらい時間がかかっているのかを
可視化することで、ものすごい時間をかけていることを実感しました。


実家でのご飯のおかずは毎日違うメニューだったことや、
いろんな食材を食べるためには、その食材に応じた調理を
しないといけないと思っていました。


そのために、ずっとレシピ検索をしていました。

そして、検索したり、料理番組や雑誌を見ると、
新しいメニューが紹介されていたことで、
毎日違うメニューにしないといけないと思っていました。


ご飯のおかずは毎日違うものを出さなくてもいいんだ、
毎日違うメニューにしないといけないという思い込みが
自分を苦しめていたことに気づきました。

そして、同じ食材で同じ料理ばかりだと
家族が飽きてしまうなとか、
味に変化がないと楽しくないなと
と思っていたから、

毎日違うものを作るために頭を悩ませていて、
食事作りも全然楽しめていませんでした。

第1回を受講して1番大きな変化は、
献立を考える時間が減ったことでした。

第1回の講座で「食事」のゴールは空腹を満たすこと、
主食をごはんにすると、添加物もなく、
合わせるものも油を使わなくてヘルシー
だということがわかったので、

そこから、ご飯と味噌汁を基本とした和食と
食事の軸が決まったことで、
献立の選択肢を少なくして、
迷う時間が少なくなりました。


そして、1日の予定を事前に決めて、書き出しておくことで、

例えば、それまでは夕食を作り始めるまで、
夕食の献立をずっと考えていたのが、
事前に決めてあることで、
夕食までの間、献立を考えることが必要なくなりました。

そして、すぐ動けるようになったことで、
頭の中で考えている時間が減って、すごく楽になりました。

悩むことや迷うことで考える労力を
ものすごく消耗していたことに気づきました。

1分の時間の重みに気づいた!

クリエイターになろうと思って初めに目指したこと
「5分の朝習慣で家事時間を8割減らすこと」


「8割」というのは、言葉探しをしていく中で、
インパクトがあると思ったからです。


「時間がない」と思う人にとって、
家事時間が8割減ることはとても魅力的で、
減った時間が自分の時間になる。

 
朝に1日のやることを決めておくことで、
家事で迷うことなくがなくなる。

その時の私の家事時間が8割減ったら、1時間。
迷う時間がなくなって、やることが明確になって、
1時間あればできると気持ちが楽になると考えたからです。


その時点の私は、8割どころか、3割程度しか減らせてない状態😱

師匠からのメール
「8割になるにはどうしたらいいのか?
 考えてみませんか?」

「一石二鳥の家事をたくさん探すとか!」

 
そこで、私は時間の記録を振り返ることにしました。

タイムクリエイトlab始める前の私の家事時間:


朝4:25〜お湯沸かし、味噌汁準備、(メールチェック)、洗濯機回す、(着替え)
 5:00 朝ご飯準備、弁当作りで大体5:40、
 洗濯物干し、皿洗い、(新聞チェック)で6:00
 6:00 子供起こす、朝食準備、子供着替えまでで6:30
 6:50 皿洗い、皿ふき、布団上げ、子供の熱測る、髪の毛縛る 
  子供の準備を促す、手伝う、7:35
夕方 18:00 帰宅、お湯沸かし、味噌汁作り、(着替え)、子供の水筒出し、
   自分の弁当だし、おかず盛り付け、ご飯温め、お米とぎで18:30
  18:55 お風呂のお湯張り、皿洗い、皿ふき、布団ひく、お風呂準備で19:25
  20:00〜洗濯物取り込み、畳む、夫の夕食準備で 21:00

トータル約4時間50分(290分)

1月終わりの状況: 

朝  洗濯機回す 5分、
   4:45〜お湯沸かし、朝食準備、弁当作り、洗濯物干しで5:40
   6:10 子供起こす、朝食準備、着替え促す 6:30
   6:55 皿洗い、皿ふき、子供の熱測る、髪の毛縛る で7:10
   7:20準備促す〜7:30
夕方 18:00帰宅、お湯沸かし、味噌汁作り、(着替え)、自分の弁当だし、
      おかず盛り付け、ご飯温め、お米とぎ で18:25
   18:50 お風呂のお湯はり、皿洗い、皿ふき、布団ひく、お風呂準備で19:20
   洗濯物取り込み 5分

トータル2時間45分(165分)

家事を8割削減するため
には

理想と現実の時間の使い方のギャップを見つけて、
違う部分にテコ入れすることが良いのでは?

と思い、、、

まずは行動把握をしながら
改めて自分はどうしたいのか?
を考えました

💡理想と違うところ

・子どもを起こす〜着替えは子どもが自分でできるようになってほしい。
・お味噌汁は朝食と夕食と同じでもいいから、作り置きする。
・子どもに自分で登校準備ができるようになってほしい
・洗濯物を干すのを一気にしない

🌈実際に変えた行動

・子供を起こす~自分で着替え
7時に流れる防災無線の音楽で休日は目覚めることから、
音で自分で起きるほうがすっきり起きれるのではと考える。

1/30 子どもと目覚まし時計を選んで買う。
1/31~目覚まし時計をセット

3日目に自分で目覚まし時計で起きれた!
すっきり起きれると、自分で着替えまでできる日が増える。

・お味噌汁を朝晩作るのをやめて、夕食時まとめて作る。
 朝は温めるだけにする。

・自分で登校準備をする
 これまでは、朝着るもの、ハンカチや靴下を全部私が準備していたのを、
 自分でできるようにリビング近くに専用スペースを確保。
 
 こだわりがあるため、言う通りには難しいため、本人の希望をもとに、
 毎日同じ順番で準備をするようルーティン化。

・洗濯するときの作業を分解して、隙間時間を利用する。
 洗濯物を集める
 洗濯ネットに入れる →洗濯かごにネットをかけて自分で洗濯ネットに入れる
(洗濯物を干す場所ごとにネットに入れる)
 洗濯機の電源を入れる
 洗剤を入れる
 
 洗濯物を洗濯機から出す
 洗濯ネットから出す
 洗濯物を干す

元々、一つの作業を中途半端にしないで
終わるまでやりたいと思っていましたが、
分解することで、作業を細かくすることで、
区切りがたくさんできて、
途中で声をかけられてもストレスに感じなくなりました。

こうして家事時間と向き合うことで、
隙間時間や家事をする時間でも1分でできることが
たくさんあることに気づきました!

たかが1分されど1分

そして、さらに3月時間の把握をしよう! 

 育児、家事、仕事の時間
 1日、1週間、1ヶ月
 何にどのくらい時間を使っているか。


2022年はどんな時間をどのくらい減らしたいか、
どんな時間をどのくらい増やしたいか。

これまでも自分の時間と向き合ってきたところ、
もっと一つ一つの行動を詳細に把握すべく、
タイマーで時間の把握もやってみました。

その中で発見した小さい単位で1分でできることの一例⇩

  •  お茶をいれる
  •  お箸を出す
  •  お皿を出す
  •  ご飯をよそう
  •  ふりかけをかける
  •  冷蔵庫から食材を取り出す
  •  お湯を沸かす
  •  鍋に出汁を入れてセット
  •  味噌を入れる
  •  野菜を洗う
  •  お米をはかる
  •  お皿をシンクに運ぶ
  •  お皿(洗い物)を冷やかす
  •  タッパーに入れる
  •  おかずを盛り付ける
  •  ラップをかける
  •  スイッチを入れる
  •  洗濯物を回収する
  •  洗濯物をネットに入れる
  •  洗剤を入れる
  •  洗濯機のゴミを取る
  •  乾いた洗濯物を入れる
  •  洗濯物をたたむ
  •  布団をひく
  •  布団を上げる
  •  顔を洗う  

 

家事を細かく分解することで1分でできることが結構ある!

これまでは1分しかないと思っていた。
だけど、時間の把握をすることで、
1分あると思えるようになった。

たかが1分、されど1分。

1分でできるとわかっていたら、
ちょっとした隙間時間にできるようになり、
その積み重ねで
後の作業が楽になりました。

楽しむことで家事がもっと楽しくなる

家事時間と向き合っていく中で、
家事を自分でやる目的は、「生活を整えること」

だから、私が全部やらなくても、
その目的を達成することができる。

自分1人で全部やらなくてもいいんじゃないかと
思うようになりました。

私がいなくても誰でもできるようになれば、
毎日の暮らしを維持していける。

また、家事を分解すると、一つ一つはとっても簡単で、
誰でもできる!


いくつものことを組み合わせて一気にやるから
複雑に見えるだけなんだなと気づきました。

自分が最終的にどうしたいのか、

そのゴールを明確にして家族と共有できれば、
やり方はいろいろある。

いかに家族に協力してもらうか、
楽しく家事をできるかに考え方を変えていきました。

元々家事を誰かにやってもらうことができなかったのは、
自分がやりたくない家事を
他の人に手渡すことに違和感がありました。

だけど、そうじゃない!
自分がやりたい家事だから、
家族もやりたい、協力したいとなるんだ


気づきました。

そうすることで、自分にも余裕ができ、
娘のやってみたいを見守れるようになり、
一緒に台所に立つことも増えました。


夫も休日には皿洗いをしてくれたり、
家族も少しずつ協力してくれるようになりました。

 
そして、時間がないから遠くに遊びに行きたくない
(遊びに行ったら家事がたまってしまう)、

子どもがやりたいと言ったことも、
やらせると余計に時間がかかって自分が後始末をしないといけない

としか考えられなかった私ですが、


子どもがトロッコに乗りに行きたいと行ったら、
いつ行こうかと前向きに話し合えるようになったり、


子どもがホットケーキを作るといったら、
じゃあまずは何が必要かなと話して、
準備することから一緒に楽しめるようになりました。

今では、娘が一緒に洗濯物を干したり、
休日には炒り卵を作ったり、
自分からやりたいと言ってくれるようになりました。

新たな夢

時間がないをなんとかしたいと思って始めた
タイムクリエイトlab。

家事を分解して行動を細かくして、
とことん時間に向き合ったことで、
1分でできることがたくさん見つかりました✨

その結果、ただただ時間が過ぎることにイライラしていたのが、
たった1分の時間の重みに気づきました。

1分の時間を活用できるようになったことで、
家事に余裕ができ、
家族で協力して家事をすることができ、
ありがたさをより実感するようになりました。

時間を意識すればするほど、
時間には限りがあることを感じています。

だから、今「時間がない」と悩んでいる人に、
悩んでいる時間がもったいない!
限りがある時間をもっと大事に過ごす人を増やしたいです。

時間を大事に過ごすことは、
自分がこうなりたいという夢を実現する女性を増やすこと、
だから、自分の人生を生きる女性を増やしていきたいです。

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