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“共働きなのに、家事8割ママ問題” 忙しいのに、なぜ女性の未来だけが進まないのか|家庭OSで「使える時間」を取り戻す

“共働きなのに、家事8割ママ問題” 忙しいのに、なぜ女性の未来だけが進まないのか|家庭OSで「使える時間」を取り戻す
ダンドリーナ

共働きなのに、
家事8割負担してる…

6歳未満の子どもを持つ共働き世帯では、
家事関連時間の77.4%を妻が担っています。

共働きなのに、家事や育児に使う時間の
約8割がママに偏っている。

これが、タイムクリエイトlab総研が
向き合いたい、

「共働きなのに、家事8割ママ問題」です。

仕事もしている。

家事もしている。

子どものことも考えている。

一日中動き続けているのに、

「今日も、自分のことは何もできなかった」

と感じるママがいます。

けれど、それはあなたの努力不足ではありません。

時間の使い方が下手だからでもありません。

家庭を動かす作業と判断が、


一人の頭の中に集まりやすい仕組みに
なっているのかもしれません。

この記事では、公的統計をもとに、

なぜ共働き家庭でも
ママの負担が減りにくいのか。

空き時間があっても、
自分の未来へ使えないのはなぜか。

そして、家族で暮らしを動かす
「家庭OS」とは何かを考えます。

ダンドリーナ

この記事のハイライト

  • 共働き世帯が増えても、ママの家事負担が減りにくい理由
  • 「家事8割」の根拠となる公的統計
  • 作業だけでは見えない、家庭内の判断負担
  • 空き時間と「使える時間」の違い
  • 家事、育児、介護が女性の学び直しへ与える時間の壁
  • 家族で暮らしを動かす「家庭OS」の考え方
  • 家庭OSをつくるための5つの力

今日も何もできなかったのではありません。

家族の一日を止めないために、
たくさんのことを考え、判断し、
動いていたんです。

必要なのは、もっと頑張ることではなく、
一人に集まっている判断を見つけること
かもしれません。

目次

共働きなのに、家事8割ママ問題とは

アイキャッチ 悩み 女性 灰色

共働き世帯はすでに主流になっている

いまの日本では、
共働きは特別な家族の形ではありません。

内閣府男女共同参画局の
「令和8年版 男女共同参画白書」によると、

2025年の雇用者の共働き世帯は、
1,254万世帯です。

一方、

男性雇用者と無業の妻から成る、
いわゆる専業主婦世帯は358万世帯です。

対象は、妻が64歳以下の世帯です。

共働き世帯

専業主婦世帯

1,254万世帯

358万世帯

共働き世帯は約3.5倍

【外部リンク:内閣府男女共同参画局「令和8年版 男女共同参画白書」】
https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r08/zentai/pdf/05.pdf

つまり、日本の家庭はすでに、

「夫が働き、妻が家庭を担う」

という一馬力型から、

「夫婦ともに働く」
という二馬力型へ移っています。

では、家庭の中の時間配分も、
共働き型へ変わったのでしょうか。

家事関連時間の77.4%を妻が担っている

総務省の
「令和3年社会生活基本調査」をもとにした
「令和5年版 男女共同参画白書」では、

6歳未満の子どもを持つ共働き世帯の
一日当たりの家事関連時間は、

391分

114分

時間に直すと、

妻は6時間31分。

夫は1時間54分です。

その差は、一日4時間37分になります。

妻の分担割合 77.4%

つまり、約8割

働く人は二人いる。

けれど、

家事、育児、買い物などに使う時間は、
その約8割をママが担っている。

ここに、

「共働きなのに、家事8割ママ問題」

があります。

女性の就業は増えました。

けれど、女性が自分の未来へ使える時間も、
同じように増えたとは限りません。

【外部リンク:内閣府男女共同参画局「令和5年版 男女共同参画白書」】
https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r05/zentai/pdf/r05_tokusyu.pdf

【外部リンク設定:総務省統計局「令和3年社会生活基本調査」】
https://www.stat.go.jp/data/shakai/2021/pdf/youyakua.pdf

「家事8割」という数字の対象と注意点

「家事8割」は、


すべての女性やすべての共働き家庭を
表す数字ではありません。

対象となっているのは、

・6歳未満の子どもを持つ妻と夫

・夫婦ともに働いている共働き世帯

・週全体の一日当たり平均

です。

また、統計上の「家事関連時間」には、

・家事

・介護、看護

・育児

・買い物

が含まれています。

「家事8割ママ問題」という言葉は、
政府が使用している正式な
統計用語ではありません。

公的統計で示された77.4%という実態を、
生活者に伝わる言葉へ置き換えた、


タイムクリエイトlab総研による問題提起です。

ひとり親世帯。

多世代世帯。

子どもの年齢が異なる家庭。

介護を担っている家庭。

それぞれの家庭には、
それぞれ異なる条件があります。

この数字だけで、
すべての家庭を語ることはできません。

それでも、

子育て期の共働き家庭で、
家事関連時間が妻へ大きく偏っていることを示す、
重要な全国統計です。

なぜ共働きでもママの負担が減らないのか

夫が家事を手伝ってくれるとはいえ、自分の時間はなかなか…。スキルアップの時間ってどう作るのが良いでしょう?

働き方は共働き、家庭運営は一人管理のまま

かつての日本社会では、

夫が長時間働き、
妻が家庭を運営する暮らしが、
一般的なモデルとされてきました。

けれど、いまは共働き世帯が主流です。

働き方は変わりました。

家計のあり方も変わりました。

女性に期待される
社会的役割も変わりました。

それなのに家庭の中では、

「今日の夕飯はどうするのか」

「子どもの持ち物は何か」

「日用品は何が切れそうなのか」

「病院へ連れていくのはいつか」

「学校や園へ提出する書類は何か」

「明日は何時に家を出るのか」

という判断が、

ママ一人の頭の中に
残っている
家庭があります。

働き方は共働き型へ変わった。けれど、家庭を動かす仕組みは、一人管理型のままかもしれません。働く人は二人いる。家事をする人も二人いる。けれど、家庭全体を見渡し、気づき、考え、家族へ頼み、最後に確認する人は一人。ここに、時間と負担の偏りが生まれます。

これは、

夫婦のどちらが良い、悪いという
単純な話ではありません。

男性の長時間労働。

職場の働き方。

家庭の中で受け継がれてきた慣習。

「家事や育児は女性が気づくもの」という
無意識の思い込み。

複数の社会的、家庭的要因が重なって、
現在の家庭運営がつくられています。

だから必要なのは、
誰かを責めることではありません。

いまの家族と働き方に合うように、
家庭の運営方法を更新することです。

主婦・ママが抱える「見えない家事」と判断負担

家事の負担は、実際に手を動かしている
時間だけではありません。

家事には、

「何をするかを考える」

「いつするかを決める」

「必要なものに気づく」

「家族の予定を調整する」

「家族へ伝える」

「終わったか確認する」

という、

家庭を動かすためのマネジメントがあります。

内閣府男女共同参画局の
「令和元年度 家事等と仕事のバランスに関する調査」では、

「食材や日用品の在庫の把握」を、妻または
どちらかというと妻が担っている割合は81.9%。

「食事の献立を考える」は85.4%でした。

食材や日用品の在庫の把握

妻・どちらかというと妻

81.9%

食事の献立を考える

妻・どちらかというと妻

85.4%

多くの家庭で、

実際に料理をしたり、
買い物へ行ったりする前の段階から、

妻が判断を担っていることがわかります。

この調査はインターネットモニターを対象とした調査です。日本の全世帯を完全に代表する統計ではありません。それでも、家事の作業だけでなく、家庭を動かすための判断も、妻へ偏りやすいことを考えるための重要な資料です。

【外部リンク設定:内閣府男女共同参画局「令和元年度 家事等と仕事のバランスに関する調査」】
https://www.gender.go.jp/research/kenkyu/balance_research_202003.html

作業を分担しても負担が減らない理由

たとえば、

夫が買い物へ行ってくれたとしても、

何が足りないかを確認する。

献立を考える。

買うものを伝える。

家にあるものと重複しないかを考える。

買ってきたものを確認する。

ここまでを妻が担当しているなら、

「買い物」という作業は分担できても、

家庭を動かす判断は分担できていません。

分担できている作業

一人に残っているかもしれない判断

・買い物へ行く

・ゴミを出す

・子どもをお風呂へ入れる

・洗濯機を回す

・何を買うか決める

・ゴミの日や分別を把握する

・お風呂へ入る時間を決める

・洗濯物の量や天気を確認する

・家族へ伝える

・最後に終わったか確認する

夫がゴミを出してくれたとしても、

ゴミの日を把握する。

家中のゴミを集める。

分別を確認する。

ゴミ袋を補充する。

粗大ゴミの手続きをする。

出し忘れたときの対応を考える。

こうした前後の判断を一人が担っていれば、
その人の頭は休まりません。

家事をしてもらっているのに、
なぜか負担が減らない。

夫婦で家事分担をしているはずなのに、
なぜかママだけが疲れている。

それは、

作業は渡せても、
判断が渡っていないから

かもしれません。

「空き時間」と「使える時間」は違う

時計の上で30分空いていることと、

その30分を自分の意思で使えることは、
同じではありません。

夕飯を気にしながらの30分。

子どもに呼ばれるかもしれない30分。

家族へ次の行動を指示しながらの30分。

家事の途中で仕事を始め、
また家事へ戻る30分。

中断したあと、

何をしていたのかを
思い出すところから始まる30分。

時間は空いているように見えても、

自分で使い道を決め、

必要なことを始め、

中断しても戻れる状態でなければ、

未来へ積み上げる時間としては
使いにくくなります。

空き時間使える時間
時計の上で予定が入っていない自分で使い道を選べる
家族から呼ばれる可能性が高い始めることに集中できる
次の家事や予定を考え続けている指示役、確認役から一度離れられる
中断後に何をしていたか思い出す必要がある中断しても再開する場所がわかる
空いているが、自分のためには使いにくい休息、学び、仕事などを本人が選べる

タイムクリエイトlab総研では、

自分で使い道を選ぶことができ、
必要なことを始められ、
中断しても戻ることのできる時間
を、

「使える時間」と考えます。

「使える時間」は、
行政統計で使われている正式な
用語ではありません。

タイムクリエイトlab総研が、

予定表の空白と、
本人が未来のために使える時間を
区別するために用いている言葉
です。

働くママに必要なのは、
予定表の空白だけではありません。

誰かの指示役。

確認役。

調整役。

そこから一度離れ、
自分の意思で使える時間です。

学びたいのに、学べない女性たち

女性 スケジュール

「時間がないから学べない」

これは、
個人の言い訳なのでしょうか。

2026年に公表された
「令和8年版 男女共同参画白書」では、

仕事や職業キャリアに関する学び直しについて、

何らかの課題や困りごとを挙げた人の割合は、

女性が71.9%。

男性が66.0%でした。

この調査の対象は、

仕事をしている人、
または今後働く意向のある無業者です。

公的統計が示す「学び直しの壁」

・何らかの課題や困りごとを挙げた女性 71.9%

・何らかの課題や困りごとを挙げた男性 66.0%

・男女差が最も大きかった項目は「家事・育児・介護等が忙しくて時間がない」

・この項目は、女性が男性より7.4ポイント高い

・一方、「仕事が忙しくて時間がない」は男性の方が高い

さらに、

仕事や職業キャリアについて
「学ぶ意欲がある」と答えた人のうち、

女性の約7割。

男性の約6割が、

「学ぶ意欲はあるが、
過去1年以内には学んでいない」

と回答しています。

【外部リンク設定:内閣府男女共同参画局「令和8年版 男女共同参画白書」】
https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r08/zentai/pdf/05.pdf

女性に、
学ぶ意欲がないわけではありません。

成長したくないわけでもありません。

仕事の選択肢を
増やしたくないわけでもありません。

学びたい。

挑戦したい。

自分の経験を、
次の仕事や役割につなげたい。

そう思っていても、

毎日の家事、育児、介護。

家庭を回すための判断。

その積み重ねによって、

学び始めるところまで
たどり着けない女性がいます。

もちろん、この統計だけで、

「家庭の負担が、
女性が学べない唯一の原因である」

と断定することはできません。

費用。

必要な情報。

職場環境。

健康状態。

本人が望む生き方。

学びたい内容との出会い。

さまざまな要因があります。

それでも、

家事、育児、介護による時間制約が、

女性の学び直しにおける
大きな障壁の一つになっていること
は、

女性の未来を考える上で
見過ごせない事実
です。

夢や目標を語るだけでは、
人は動けません。

学ぶための時間。

試すための時間。

失敗するための時間。

もう一度戻るための時間。

未来へ進むためには、

その土台となる「使える時間」が必要です。

時間管理から「家庭OS」へ

これまで、働くママの時間問題は、

本人の時間管理や、
家事の効率化の問題として扱われがち
でした。

もっと早く起きる。

隙間時間を使う。

一度に複数のことをする。

便利家電を買う。

作り置きを増やす。

睡眠時間を削る。

もちろん、

便利な道具やサービスによって
助かる場面もあります。

効率化そのものが悪いわけではありません。

けれど、

ママ一人がさらに効率よく動くだけでは、

家庭を運営する責任の集中は変わりません。

頑張る人ほど陥りやすい3つの落とし穴

頑張る人ほど陥りやすい3つの落とし穴

1.さらに早く起きて、自分の睡眠を削る

2.すべての隙間時間を、家事や仕事で埋める

3.家族の役割は変えず、自分だけがもっと速く動く

この方法では、

一時的に予定をこなせても、

ママ一人が家庭の運転席に
座り続ける状態は変わりません。

必要なのは、

ママ一人の処理能力を上げることではなく、

家族がそれぞれ考え、
動ける仕組みをつくることです。

家庭OSとは何か

タイムクリエイトlabでは、

家族がそれぞれ考え、動ける仕組みを、

「家庭OS」と呼んでいます。

家庭OSとは、家族の一日を一人の記憶と判断だけで回すのではなく、

ゴール、順番、役割と判断権、省略する基準、崩れたときの戻り方を共有し、

家族それぞれが動けるようにする暮らしの運営システムです。

「家庭OS」は、

行政統計や法律で
使われている言葉ではありません。

タイムクリエイトlabが、

これまでの暮らしの実践を整理し、
再現可能な形で伝えるために
用いている独自概念
です。

家庭OSは、

家族を細かく管理する仕組みではありません。

家事を必ず50対50にすることでもありません。

すべての家庭に、
同じ時間割を当てはめることでもありません。

家族によって、

勤務時間も、

得意なことも、

健康状態も、

子どもの年齢も違います。

大切なのは、

私が指示を出し続けなくても、
家族が今日を終え、
明日を始められる状態をつくること
です。

関連記事/記事名:家庭OSとは何か|ゴール・順番・役割・省略・戻り方で家族が動ける暮らしをつくる

家庭OSをつくる5つの力

女性 キッチン 笑顔

STEP
家庭が止まる場所を見つける

まず必要なのは、


「私が判断しなければ、
家族の動きが止まる場所はどこか」

を見つけることです。


夕飯でしょうか。

お風呂でしょうか。

子どもの持ち物でしょうか。

洗濯でしょうか。

家族の予定調整でしょうか。


家事の数を数えるだけではなく、


誰が必要なことに気づいているのか。

誰が始める時刻を決めているのか。

誰が家族へ伝えているのか。

誰が終わったかを確認しているのか。


そこまで観察します。


家庭が止まる場所には、

一人に集中している判断があります。


すぐに役割を変えなくても大丈夫です。最初は、
自分が何を判断しているのかに気づくだけで十分です。


STEP
一日のゴールを共有する

家族がそれぞれ動くためには、
一日のゴールが必要です。


タイムクリエイトlabで大切にしている
「20時寝室」は、


子どもを早く寝かせるだけの
目標ではありません。


20時に寝室へ行くために、


18時台に何を終えるのか。

19時台には何をしないのか。

誰がお風呂を担当するのか。

誰が食卓を片づけるのか。

明日の準備はいつするのか。


そこまで家族で共有するためのゴールです。


ゴールが一人の頭の中にしかなければ、
ほかの家族は自分で動けません。


ゴールを言葉にして初めて、

家族は同じ方向へ
動けるようになります。


具体例

「早くして」と伝える代わりに、「今日は20時に寝室へ行きたいから、19時までにお風呂を終えよう」と、ゴールと理由を共有します。


STEP
作業だけでなく判断権を渡す

家事を分担するとき、


「これをやって」

とお願いするだけでは、
判断する人は変わりません。


役割を渡すとは、


作業と一緒に、
判断する権利も渡すこと
です。


たとえば、


「ゴミを出してもらう」

だけではなく、


ゴミの日を確認する。

必要な袋を補充する。

家の中のゴミを集める。

分別する。

出せなかったときの対応を決める。


そこまでを、
一つの役割として共有します。


「子どもをお風呂へ入れてもらう」

だけではなく、


何時に声をかけるか。

着替えやタオルはどこにあるか。

子どもが嫌がったときにどうするか。

入浴後に何を終えるか。

そこまで判断できるようにします。


もちろん、
最初から完璧にはできません。


家族によって、
得意、不得意もあります。


それでも、


「お願いされたことだけをする」から、


「自分の担当として考えて動く」
へ変わることで、


家庭を動かす判断が
ママ一人から離れ始めます。


STEP
やらないことを決める

家庭は、
毎日同じ条件では動きません。


子どもが体調を崩す日もあります。

仕事が長引く日もあります。

家族全員が疲れている日もあります。


予定どおりにいかないたびに、

ママ一人が頑張って
帳尻を合わせていたら、

家庭OSは続きません。


必要なのは、


忙しい日は何をやらないか。

疲れた日の夕飯はどうするか。

洗濯物を畳めない日はどうするか。

予定が重なったら何を優先するか。

どの状態までできれば十分とするか。


あらかじめ、
省略する基準を持つことです。


具体例

・疲れた日は冷凍食品やテイクアウトを使う

・洗濯物は畳まず、家族別のかごへ入れる

・夜にできなかった片づけは、翌朝へ持ち越す

・明日に影響しない家事はやらない


「今日もできなかった」

と自分を責めるのではなく、


「今日は、この省略ルールを使った」

と言える家庭をつくります。


STEP
崩れても戻れる仕組みを持つ

暮らしは、必ず崩れます。


子どもも、

仕事も、

体調も、

予定どおりにはなりません。


一度も崩れない予定をつくることより、


崩れたあとに戻れる仕組みの方が大切です。


今日できなかったことを、
明日のどこから始めるのか。

誰が引き取るのか。

いったん手放すものは何か。

何をすれば、
いつもの流れへ戻れるのか。


家庭OSがあると、


一日崩れたことを、
人生全体の失敗にしなくて済みます。


完璧に続ける力ではなく、
何度でも戻れる力。


これが、
暮らしを継続させる力になります。


家庭OSは、女性をもっと働かせる仕組みではない

ワーママ 時間管理|やること多すぎから脱出!毎日がラクになる3ステップ


ここは、
とても大切です。

家庭OSの目的は、

家事を早く終わらせて、空いた時間を
すべて仕事へ差し出すことではありません。

休む。

眠る。

子どもと話す。

一人でお茶を飲む。

本を読む。

学び直す。

自分の仕事を育てる。

友人と会う。

地域の活動に参加する。

新しい役割へ手を挙げる。

何に使うかは、
本人が選びます。

休むための時間

睡眠、休息、一人で過ごす

大切な人と過ごす時間

子ども、家族、友人と話す

未来へ進む時間

学ぶ、働く、挑戦する

時間が増えるとは、

さらに多くの予定を
詰め込めることではありません。

時間が増えるとは、
人生の選択肢が増えることです。

女性に時間を戻して、
もっと頑張らせるのではない。

頑張ることも、

休むことも、

学ぶことも、

本人が自分で選べる状態をつくる。

それが、
家庭OSの目的です。

家庭OSが未来の選択肢につながるまで

タイムクリエイトlab総研の研究仮説

タイムクリエイトlab総研では、

現在、次の流れを研究仮説として考えています。

STEP
家庭の運営方法を変える

STEP
一人に集中していた判断が分散する

STEP
自分で使い道を選べる時間が生まれる

STEP
学習、発信、提案、顧客対応などを継続しやすくなる

STEP
家族、周囲、顧客からの反応が生まれる

STEP
実績、信用、役割、収入が積み上がる可能性が生まれる

ただし、

家庭OSを整えれば、
自動的に収入が増えるわけではありません。

家庭OSだけで、
キャリアアップが保証されるわけでもありません。

収入やキャリアには、

仕事の内容。

職場環境。

本人の希望。

学ぶ内容。

経験。

健康状態。

市場や顧客との関係。

多くの要因が関係します。

家庭OSがつくるのは、収入やキャリアという結果そのものではありません。
学びや挑戦を始め、結果へ向かって行動を続けるための条件です。

一人の事例だけで、
「誰にでも同じ結果が出る」とは言いません。

だからこそ、タイムクリエイトlab総研では、

「家庭が整った」

「気持ちが楽になった」

「時間が増えた」

という感想だけで終わらせず、

家庭の仕組みがどう変わったのか。

使える時間はどれだけ生まれたのか。

何を始められたのか。

何を継続できるようになったのか。

家族や周囲から、
どのような反応があったのか。

役割、信用、収入に、
どのような変化があったのか。

その途中を記録していきます。

異なる家庭環境。

異なる働き方。

異なるライフステージ。

複数の女性の記録を重ねながら、

どのような条件で、

どのような変化が生まれるのかを
確かめていきます。

学ぶ女性にとってのChance

タイムクリエイトlabで学ぶ
女性にとってのChanceは、

「私は時間を使うのが下手」から、

「私一人に判断が集まる仕組みになっていた」へ、
見方を変えられること
です。

できない人だったのではありません。

意思が弱かったのでもありません。

まだ、家族で動ける設計を
持っていなかっただけ
かもしれません。

自分を責める時間が減ると、
暮らしを観察できるようになります。

暮らしを観察できると、
変えられる場所が見えてきます。

変えられる場所が見えると、
家族と相談できるようになります。

家族と相談できると、

一人で抱えていた判断を
少しずつ手放せるようになります。

そして、

自分で使い道を選べる時間が
戻ってきます。

30分、本を読む。

15分、学んだことを言葉にする。

一つ、仕事の提案を送る。

一人、会いたかった人へ連絡する。

今日は何もせずに休む。

小さな選択を、
自分でできること。

それが、
学ぶ女性にとってのChanceです。

タイムクリエイトlabの可能性

女性が学び続けるためには、
本人の意欲だけでは足りません。

学ぶための時間。

家庭の協力。

柔軟な職場環境。

必要な情報。

経済的な支援。

途中で止まっても、
もう一度戻れる環境。

こうした複数の条件が必要です。

企業が育児制度を整えることも必要です。

行政が学びの機会をつくることも必要です。

男性が家庭へ参加しやすい働き方を
つくることも必要です。

同時に、
それぞれの家庭の中で、

誰が何を判断しているのか。

どの時間を家族で守りたいのか。

予定が崩れたとき、
誰がどのように戻すのか。

そこを設計する支援も必要です。

制度があっても、

家庭の中でママ一人が
すべてを背負っていたら、
女性の使える時間は増えません。

一方で、

家庭だけを変えても、

職場が長時間労働を前提としていれば、
家族全体が苦しくなります。

職場の仕組みと、
家庭の仕組み。

社会の制度と、
暮らしの実践。

その両方が変わる必要があります。

ここに、

タイムクリエイトlabが
社会と連携できる可能性があります。

家庭の時間を観察する。

家庭を動かす判断を見える化する。

家族でゴールと役割を共有する。

使える時間を記録する。

学びや挑戦の継続を支える。

小さな成果を、

感想だけではなく、
実践記録として残す。

そして、

その記録を次の家庭へ手渡していく。

タイムクリエイトlabは、時間術を教える講座から、家庭の時間を未来の選択肢へ変える社会インフラへ、進化できる可能性があります。

あるママの夜から見えること

たとえば、
こんな夜があります。

仕事を終え、
保育園へ迎えに行く。

家に着いた瞬間、

「今日のごはん何?」

「お風呂、いつ入るの?」

「明日の持ち物、どこ?」

家族から次々に声がかかります。

冷蔵庫を確認する。

献立を決める。

子どもへ着替えるように言う。

パートナーへお風呂を頼む。

洗濯機を回す。

学校や園からのお知らせを見る。

翌日の予定を確認する。

パートナーも家事をしている。

子どもも、
自分でできることはしている。

それでも、

次に何をするかを決めているのは、
ずっと彼女です。

家族は動いている。

けれど、

彼女が運転席から降りると、
家庭全体が止まってしまう。

気づけば夜。

今日も一日中動いたのに、

「今日も、自分のことは何もできなかった」

と感じます。

家庭OSが目指すのは、

この女性をもっと速く動かすことではありません。

20時に寝室へ行くというゴールを共有する。

夕飯、お風呂、片づけ、
明日の準備の順番を決める。

担当する人が、

自分で判断できる範囲を決める。

疲れた日は、
冷凍食品やテイクアウトを使うと決める。

予定が崩れた日は、

どこまでできれば十分かを決める。

そうすると、

すべてが予定どおりでなくても、

一人だけが運転席に
座り続けなくてよくなります。

30分生まれた時間に、
仕事をする日もある。

本を読む日もある。

子どもと話す日もある。

何もしない日もある。

重要なのは、

その時間の使い方を、
彼女自身が選べること
です。

統計が言っていること、言っていないこと

統計から確認できること

統計だけでは言えないこと

・共働き世帯が専業主婦世帯を大きく上回っている

・6歳未満の子どもを持つ共働き世帯では、家事関連時間の77.4%を妻が担っている

・在庫管理や献立を考えるといった家庭マネジメントも妻へ偏りやすい

・仕事や職業キャリアの学び直しで、家事、育児、介護による時間制約を挙げる割合は女性の方が高い

・家庭OSを取り入れれば、必ず収入が上がるとは言えない

・すべての女性が仕事時間を増やしたいとは限らない

・すべての家庭が家事を50対50に分ければよいとは言えない

・家事時間の長さだけで、家庭の満足度や夫婦関係は判断できない

・一つの方法がすべての家庭へ同じように当てはまるとは言えない

だからこそ、

総研として必要なのは、

大きな言葉で
成功を約束することではありません。

一つ一つの家庭で、

何を変えたのか。

誰の判断が変わったのか。

どのような時間が生まれたのか。

何を始められたのか。

何を続けられるようになったのか。

その変化を丁寧に記録することです。

まとめ|共働き家庭に必要なのは、ママのさらなる効率化ではない

状態よくある悩み背景にある構造家庭OSで整えること
夫婦ともに働いているママの時間だけが足りない家事関連時間が妻へ偏っている家庭が止まる場所を観察する
家事は分担している夫も家事をしているのに負担が減らない作業は渡しても判断が妻に残っている作業と一緒に判断権も共有する
時計上は時間が空いている学びや仕事を始められない中断、指示、確認が続いている自分で使い道を選べる時間を守る
予定が崩れる自分を責めてしまう完璧な予定を前提にしている省略ルールと戻り方を決める
将来へ進みたい毎日を終えるだけで精いっぱい家庭運営が一人の記憶に依存しているゴール、順番、役割を家族で共有する

共働き世帯は増えました。

女性の就業率も上がりました。

けれど、

働く人が二人になっただけでは、
ママの使える時間は増えません。

家事をする人が増えたとしても、

家庭を動かす判断が
一人に集まったままなら、

その人の頭と時間は休まりません。

これが、

「共働きなのに、家事8割ママ問題」です。

いま必要なのは、

ママにもっと効率よく
動いてもらうことではありません。

家族がそれぞれ考え、

判断し、

動き、

予定が崩れたときには、
一緒に戻れる仕組みをつくることです。

女性が自分で使える時間を取り戻すと、

学びを選べます。

休息を選べます。

挑戦を選べます。

仕事を育てることもできます。

誰かを助ける役割を持つこともできます。

時間が増えるとは、
予定が空くことではありません。

人生の選択肢が増えることです。

家庭OSは、

女性の収入を直接生み出す
魔法ではありません。

けれど、

女性が自分の未来へ向かって
行動を続けるための土台になります。

家族を犠牲にして仕事を選ぶのでもない。

仕事を諦めて家庭を守るのでもない。

家庭そのものを、家族それぞれの
挑戦を支える場所へ変えていく。

そこに、
タイムクリエイトlabの役割があります。

More Time More Chance

時間が増えるとは、
人生の選択肢が増えること。

タイムクリエイトlabは、

女性に予定の立て方だけを
教える場所ではありません。

ママ一人が背負ってきた
家庭の運営方法を見直し、

自分で使える時間を取り戻し、

その時間を、
未来のチャンスへ変える場所です。

女性の時間を取り戻すことは、
女性の選択肢を取り戻すこと。

女性の選択肢が増えることは、
家庭の希望を増やすこと。

家庭の希望が増えることは、

次の世代の、

「働くこと」と「暮らすこと」の当たり前を
変えること。

“女性の時間を、未来のチャンスに変える。”

この物語を、

タイムクリエイトlabに関わるみんなで
育てていきたいと思います。

ひとりでも多くの人に、

時間とチャンスが届きますように。

タイムクリエイトlab創始者
加藤ようこ

🎁 今夜から始める家庭OSの第一歩

今夜、

家事を増やしたり、

新しい予定表をつくったりする必要はありません。

まず、
一つだけ観察してみてください。

私が判断しなければ、
家族の動きが止まる場所はどこだろう。

夕飯でしょうか。

お風呂でしょうか。

明日の準備でしょうか。

家族の予定でしょうか。

そこが、

あなたの家庭OSを更新する
最初の場所
です。

できない人だったのではありません。

まだ、

家族で動ける仕組みに
なっていなかっただけです。

\漫画で読める/

挑戦できる暮らしを
自分でつくる方法を知りたい方はこちら▽



共働きと家事8割ママ問題のよくある質問

「家事8割」は、すべての共働き家庭に当てはまりますか?

いいえ。

記事で紹介した77.4%は、

令和3年社会生活基本調査をもとにした、

6歳未満の子どもを持つ共働き世帯の
週全体平均です。

すべての女性や、
すべての共働き家庭を表す数字ではありません。

ただし、

子育て期の共働き家庭で、

家事関連時間が妻へ大きく偏っていることを示す
重要な全国統計です。

「家事8割」には、どこまでの家事が含まれますか?

公的統計における「家事関連時間」には、

・家事

・介護、看護

・育児

・買い物

が含まれます。

料理や掃除だけを指す数字ではありません。

そのため、この記事では正確には、

「家事関連時間の77.4%を妻が担っている」

という意味で、

「家事8割ママ問題」と表現しています。

家庭OSは、家事を夫婦で50対50にする考え方ですか?

必ずしも、
50対50を目指すものではありません。

家族によって、

勤務時間、

得意なこと、

健康状態、

子どもの年齢、

介護の有無は異なります。

大切なのは、

家事の数や時間だけでなく、

気づく、

決める、

伝える、

確認するという責任が、

一人へ集中していないかを見ることです。

夫が家事をしているのに、妻の負担が減らないのはなぜですか?

作業は分担できていても、

何をするかを決める。

いつするかを決める。

必要なものに気づく。

家族へ伝える。

終わったか確認する。

といった判断が、

妻へ残っている可能性があります。

家庭OSでは、

作業だけでなく、

担当する人が判断できる範囲まで
役割として共有します。

家庭OSは、女性にもっと仕事をしてもらう仕組みですか?
違います。

生まれた時間を何に使うかは、
本人が決めます。

休息。

睡眠。

家族との時間。

学び。

仕事。

地域活動。

何もしない時間。

本人が選択肢を持てることが目的です。

家庭OSを整えれば、収入が上がりますか?

家庭OSだけで、
収入が上がるとは言えません。

収入には、

仕事の内容、

経験、

職場環境、

市場、

本人の希望など、

さまざまな条件が関係します。

家庭OSは、

学びや仕事を始め、
継続するための「使える時間」をつくる土台です。

タイムクリエイトlab総研では、

家庭の仕組み。

使える時間。

継続できた行動。

周囲からの反応。

役割、信用、収入の変化。

それぞれを分けて記録し、

どのような条件で変化が生まれるのかを
検証していきます。

漫画で読める!
挑戦できる暮らしを自分でつくる方法

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この記事を書いた人

\家事・育児・仕事に追われる毎日でも、
ママが笑顔で過ごせる時間を増やしたい/

そんな想いを胸に、タイムクリエイトlabで
記事を執筆しています^^

忙しい毎日を”頑張る”だけではなく、
暮らしを整え、時間を味方につけることが、
自分らしく過ごす第一歩!

家事・育児・仕事が心地よく回り、
自分や家族との時間を大切にできるよう、
今日から実践できるヒントを
わかりやすくお届けします🌼

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