帰宅後ルーティンがスムーズに進む！「19時台帰宅」でも笑顔の時間が増える“声かけ”の工夫とは？

遊びに夢中な子どもが“自分から動く”魔法のひと声

たった一言の“声のかけ方”を変えるだけで、
帰宅後のバタバタが変わり始めます。

「荷物片づけようね」「お風呂の時間だよ」
——そんな日常の声かけが、まるで届かない。

けれども
“伝え方”をほんの少し変えるだけで、
遊びに夢中な子どもの耳に、
ちゃんと届くようになったんです。

“19時台帰宅”でもルーティンがスムーズにまわり、
親子の笑顔が増えていった——
そんな体験をシェアします。

子どもが遊びに夢中になると帰宅後ルーティンが止まってしまう

子どもの「今やりたい！」に気を取られ、
暮らしの流れが止まってしまうことって
ありませんか？

子どもが夢中になるのは“能力”の証

子どもって、ちょっとしたことにも興味津々。
遊び始めると、もう夢中！

その姿は本当に素敵な才能のひとつ。

けれども…

親としては
「早く夕飯の準備をしたい」
「20時には寝かせたい」
という気持ちもあって、
つい焦ってしまいますよね。

「伝えているのに届かない」声かけが、親のストレスを生む

何度言っても動かない、
その原因は“子ども”ではなく“言葉の選び方”かもしれません。

何度言っても動かない理由は“響いていないから”

我が家では

「荷物を片づけて」
「そろそろお風呂の時間だよ」

こんなふうに、ただの“お知らせ”のような
声かけをしていました。

けれども、それでは
遊びに夢中な子どもたちには届きません。

何度言っても動かない、
最後にはイライラしてしまう…

ルーティンが進まないのは、
“子どもが悪い”のではなく、
“伝え方”にヒントがあったのです。

声かけに“魅力的な描写”を加えるだけで子どもが動き出す！

子どもの“ワクワク”をくすぐる言葉で、
暮らしのリズムが整っていきます。

子どもの好奇心に火をつける魔法の表現

ある日、こんなことを学びました。

「伝えたいこと」は、
“相手にとって魅力的に”描くことで届きやすくなる

大人向けの情報でもそうですが、
子どもにも同じことが言えるのです。

そこで私は、“魅力的な描写”を加えた声かけを
試してみました。

我が家で実際に使った“声かけの工夫”

• 「お風呂の時間だよ」
  　→「お客さま、温泉のご用意ができました〜♨️」
• 「手伝って」
  　→「お助け隊員1号さん、出動お願いします！」
• 「ごはんできたよ」
  　→「◯◯（名前）レストラン、開店のお知らせです！」
• 「ドライヤーしようね」
  　→「プリンセスのようなツヤツヤ髪になるドライヤーだよ〜✨」

子どもたちは、
目をキラキラさせて動き始めたのです。

試行錯誤しながら“響く表現”を見つけていく楽しさ

正解がひとつじゃないからこそ、
親も一緒に楽しめる時間が増えていきます。

もちろん、すべてがうまくいくわけでは
ありません。

「響かないな…」と思う表現もありました。

けれども、
「今日はどんな言い方が響くかな？」と
ゲーム感覚で取り組むこと自体が、
楽しい時間になっていきました。

“子どもの耳が開く声かけ”が暮らし全体を変えた

言葉の工夫ひとつで、家庭の空気も
夜の過ごし方も優しく変わっていきました。

伝えたいことが“一発で伝わる”安心感

この声かけの工夫によって、
子どもが遊びに夢中なときでも、
一度の声かけで反応してくれるように
なりました。

帰宅後のルーティンも、
脱線してもすぐに戻れるように。

親のストレスも激減！そして笑顔が増える

繰り返し言わなくていい
→ イライラしない
→ 笑顔で過ごせる！

という、うれしい連鎖が生まれたのです。

明日からすぐにできる！“魅力的な声かけ”の始め方

ちょっとした工夫で、
今日からできる小さな第一歩が見つかります。

忙しいママでもできる３ステップ

１．子どもが好きなもの・ハマってるものを思い出す
　→ 恐竜？プリンセス？おままごと？戦隊ごっこ？

２．その世界観に寄せて、声かけを言い換えてみる
　→ 「隊長！お風呂任務完了です」など

３．お気に入りのフレーズを2つくらい決めておく
　→ 忙しい日は“それだけ”でも十分！

Q&Aコーナー｜ママたちの「よくあるお悩み」にお答え！

「響かない…」「毎回は無理…」
そんなリアルな声にも、ちゃんと答えがあります。

どんな言葉が響くか分かりません…

「子どもが好きなもの」から発想すると探しやすいです。試しながら見つけていけばOK！

声かけを工夫しても毎回うまくいきません…

大丈夫！毎回じゃなくても、思い出した時だけでも効果あり。100点を目指さなくていいんです。

忙しくて続けられるか不安…

特別な準備は不要。普段の声かけに、ちょこっと“ワクワク”を足すだけで変わります。

子どもが全然聞いてくれないとき、どうすればいいですか？

まずは“声のかけ方”を変えてみましょう。
「早くお風呂に入って」よりも「温泉の用意ができました〜♪」など、遊びの延長のように感じられる言葉を使うと、グッと反応が変わります。子どもにとって“楽しい想像”ができる声かけが効果的です。

どんな声かけが子どもに響くか、どうやって見つけたらいいですか？

子どもがハマっている遊び・アニメ・ごっこ遊びなどをヒントにして、世界観に合わせた声かけを試してみてください。「ヒーロー」「プリンセス」「レストラン」などのキーワードが使いやすいですよ。親も“遊び心”でトライしてみるのがコツです。

忙しくて、毎回そんな工夫してられません…

もちろん毎回完璧じゃなくて大丈夫！
思い出した時だけでも取り入れてみることで、少しずつ反応が変わっていきます。まずはお気に入りの言い回しを1つか2つ決めておくと、スッと使えて便利です。

子どもに響かない表現を使ってしまったらどうすれば？

響かない＝失敗ではありません。
「今日はこれダメだったな〜」と軽く捉えて、別のフレーズを試してみる感覚でOK。声かけ自体を“親子で楽しむ遊び”にすると、気負わず続けられますよ。

うちの子は声をかけても返事だけして動きません…

そんなときは“好奇心を引き出す質問型”が効果的。
「今日はお風呂でどの温泉にしようか？」
「今日のレストランのメニューは何かな？」
と問いかけると、自分から動くきっかけになります。