8歳の娘が家事を手伝ってくれません。なんで私がやらなきゃいけないの?って、お手伝いを嫌がる子どもにどう接すればいい?

8歳の娘が家事を手伝ってくれません。なんで私がやらなきゃいけないの?って、お手伝いを嫌がる子どもにどう接すればいい?

「一緒にごはん作ろうよ」と誘ってみたのに、
「なんで私がやらなきゃいけないの?」
と冷たい反応。

そんな娘のひとことに、
ちょっぴり寂しさを感じていませんか?

子どもがお手伝いを嫌がるのには、
ちゃんと理由があります。
けれども、少しの工夫でその心が
ふっと動き出す瞬間があるんです。

この記事では、見返りを求める8歳の娘と
向き合いながら見つけた、
“自然にやってみたくなる家事参加”の方法を
お届けします。

家事は「やらせる」ものではなく、
一緒に楽しむ」もの。
そのヒントを、一緒に探してみませんか?

この記事のハイライト

  • 子どもが「なんで私がやらなきゃいけないの?」とお手伝いを嫌がる理由がわかる
  • 娘の心を動かした「味見リーダー就任!」の声かけアイデア
  • ごほうびで釣るのではなく、”社会的報酬”で心を育てる方法
  • 家事を通して「生きる力」を身につける子育て視点
  • 子どもがやりたくなる小さな成功体験のつくり方
目次

「お手伝いして」と言うだけでは動かない?子どもが嫌がる本当の理由

子どもが家事を拒否するのは“反抗”ではなく、
理由がわからないからかもしれません。

「なんで私が?」その一言に隠れた子どもの心

娘に「一緒にごはん作ろう」と誘ったら、
返ってきたのは

「なんで私がやらなきゃいけないの?」

という言葉。

この一言に、少しショックを受けた方も
多いのではないでしょうか?

けれども実はこれ、
拒否ではなく「納得できていない」サイン
なんです。

“やらされ感”と“ごほうび目当て”の悪循環

さらに、

「手伝ったら何か買ってもらえるの?」

と“見返り”を求めてくることも。

これまで良かれと思って
ご褒美をあげていた流れが、
「やらないと損」「得しないと意味ない」
という思考に変わってしまった
可能性もあります。

子どもがお手伝いに前向きになる3つの仕掛け 

女性 キッチン 笑顔

子どもの心が動き出すのは、
楽しい・任された・自分もできた
と感じた瞬間です。

1.「味見リーダー就任!」で自分が主役になる体験を

我が家で効果抜群だったのがこのひと言。 

「今日のごはん、めっちゃおいしいよ!味見する人〜?」 

8歳の娘の“味見スイッチ”が入り、
そこから少しずつキッチンに近づくようになりました。

私が選ばれた」という感覚が、
子どもの心をくすぐります。

2.「おままごとみたい!」弟の楽しむ姿も刺激に

弟がしいたけを切りながら、

「これ、おままごとみたい〜!」
とニコニコしていたら…

気づいた娘がそっとのぞきにきました。

楽しそうな場に“自分も入りたい”という心理を
くすぐるのも大切なポイントです。 

3. 家事=ママのごきげんタイムを見せる

家事は“やらされるもの”ではなく、
工夫して楽しめる時間”だと伝えるには、

ママ自身がまず楽しそうに取り組んでいる姿を
見せるのが効果的です。 

「どっちの包丁が切りやすいかな?」

「ここ、どうしたらもっと早くできると思う?」

など、“相談スタイル”で巻き込むと、
娘のテンションが変わってきます。

「家事=生きる力」って伝わってる?言葉より体験で伝える 

お手伝いは“労働”ではなく、自分と誰かを
喜ばせる「生活スキル」の体験学習です。

お手伝いは教育の一部。“生活スキル”の習得タイム

ただの“お手伝い”じゃない。
家事は生きる力を育む実践の場 

  • 食材を選ぶ目
  • 自分や家族の健康を考える力
  • つくったものを「おいしいね」と言われる喜び

これらすべてが、
子どもの自己肯定感をぐっと引き上げてくれます。 

「家族はチームなんだよ」の対話をあきらめない

娘が「やらなきゃいけないの?」と言った時、
こんなふうに話してみてはいかがでしょうか? 

「家族って、困っている人がいたら助け合うチームなんだよ」
「ママが大変なときは、あなたがいてくれるとほんとに助かる」 

子どもは“役割”を持つと、
自分の存在が大切だと感じられるもの。

「ありがとう!あなたがいてくれてよかった!」
この一言が心にしっかり届きます。

お手伝いを“やりたくなる”きっかけは小さな成功体験 

最初の一歩は“かんたんで楽しい”ことから。
できた!の喜びが次の挑戦を生み出します。

“たまごのパックをビリッ!”だけで満足感

あるママの工夫で、

「たまごパックを開けて冷蔵庫に並べる」

というたった1アクション
娘さんが喜んでお手伝いに参加したという話も。

「やってみたい!」と感じる
ハードルの低さが大切なんですね。

動画で振り返ると「私こんなにできた!」が見える

お手伝いしている様子を動画で撮って見せたら…

「これ私?なんかプロっぽいじゃん!」

と、自分の姿にびっくりしながら、
またやりたくなった!という体験談も。 

子どもは、“自分の成長が見える体験”にやる気を感じるんです。

見返りじゃなく“人の喜びが嬉しい”という感覚を育てたい 

親子 キッチン

“ありがとう”と笑顔が、子どもにとって
何よりうれしい“心の報酬”になります。

物やごほうびじゃなく、心の報酬を伝えるチャンス

最初は「何かもらえるの?」と聞いてきた娘も、

「ありがとう!」という言葉や、
家族の笑顔を見て「やってよかったな」って
思える日が来ます。 

これは“社会的報酬”と呼ばれる心の成長の証。 

家事は、そんな報酬を実感できる
最高の教育の場なんです。

❓よくある質問(FAQ)

子どもが家事を嫌がるのはワガママですか?

いいえ、多くの場合は「なぜ自分がやらなきゃいけないのか」がわかっていないだけです。
子どもは納得できないと動きにくいものです。
「家族はチーム」「あなたがいて助かる」という対話が、前向きな一歩を生み出します。

ごほうびをあげないと動かないのですが…どうすれば?

「ありがとう」がごほうびになるような”心の報酬”に切り替えていくことが大切です。
最初は物で動いてもOK。けれども徐々に「嬉しい」「認められた」が原動力になるよう導いていきましょう。

どんな家事から始めるのがおすすめですか?

失敗の少ない、シンプルで楽しい工程からがおすすめです。
たとえば、「たまごパックを開ける」「味見リーダーになる」など、“できた!”が感じられる小さな成功体験が、次の挑戦へのステップになります。

無理に手伝わせると逆効果ですか?

無理強いは逆効果になりやすいです。
「手伝う=楽しい」「自分が選ばれた!」と感じられる環境づくりが鍵です。
タイミングを見て「ここ、お願いできる?」と軽く頼んでみると、自然に心が動くことがあります。

🎁今だけ無料特典プレゼント🎁

罪悪感ゼロの“1時間家事”の始め方

子どもと向き合う時間も大切にしたいけれど、
家事に追われて一日が終わってしまう…。
そんな忙しい毎日を送るママに
無料プレゼントをご用意しました。

『罪悪感ゼロの“1時間家事”の始め方』

家事がスムーズに回る段取りと
ルーティンのつくり方を学んで、
親子でゆとりの時間を過ごしませんか?

さいごにママへ届けたいことば

「暮らしは、一緒に作っていくもの」

子どもにお手伝いをしてほしい。
けれども、言えば言うほど嫌がられる。

そんな時こそ、
“手伝わせる”ではなく“巻き込む”発想に
切り替えてみましょう。

大切なのは、
「楽しい!」「できた!」「喜んでもらえた!」
という体験

たとえ最初はイヤイヤでも、
味見ひとつから始まったお手伝いが、
気づけば娘の“生きる力”を育てる
最高の時間に変わっていきます。

そして何より、
ママが心から楽しそうにしている姿こそが、
子どもにとって一番の動機に
なるのかもしれません。

「ありがとう」から始まる家事体験を、
ぜひご家庭でも育ててみてくださいね🌸

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

yokoのアバター yoko タイムクリエイトlabアンバサダー

フルタイムで働きながら小・中学生姉妹を育てる2児の母。
何をするにもゆっくりで段取りが苦手だったけれど、タイムクリエイトlab に出会って生活が整う。
この記事が忙しい毎日の中でも、自分らしい時間を取り戻せるきっかけになれば嬉しいです。

コメント

コメントする

目次