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仕事と子育てで余裕がないママへ|家事の順番から変わった働き方

「早くして!」
「何回言ったら分かるの!」

仕事を終えて帰ってきたのに、
家でもずっと誰かを急かしている。

本当は子どもと笑って過ごしたいし、
仕事だって楽しみたい。

けれど、
自分のことを考える余裕なんてない。

会社員のあさみさんが
タイムクリエイトlabに参加したときの願いも、

子どもたちと笑って
一日を終えることでした。

それから、

初めての異動や海外出張にも
挑戦するようになりました。

何か特別な能力を
急に身につけたわけではありません。

始まりは、
キッチンと夕方の家事を変えたこと。

そこから
働き方の選択肢が広がるまでを、
実践記録をもとに加藤ようこが紹介します。

目次

頑張って片づけているのに、なぜかラクにならない

あさみさんは、
もともとカウンターを片づけていました。

きれいな視界で気持ちよく過ごしたい。

自分なりに工夫を続けていたのです。

講座でカウンターの使い道を知ると、
料理中に使った道具を洗い、
拭いて、置くことを実践。

子どもが食べている間にしていた片づけが減り、
「いただきます」の前に
終えられるようになりました。

ところが、
楽しいのは最初だけ。
洗う、拭く、置く。

水切りラックから落ちた水を拭き、
飛び散った水をまた拭く。

ラクになるための工夫が、
新しい仕事になっていました。

洗い方が悪いのかな。
もっと手順を工夫した方がいいのかな。

そんなとき、

あさみさんは講座で自宅の調理台を映し、
私に相談してくれました。

変えたのは、洗う速さではなく「使える場所」

そのキッチンを見て、
私が伝えたのは、次の言葉でした。

わたしなら、
水切りラックも調味料棚も置きません。
— 加藤ようこ

洗い物の仕方の話じゃないの?
— あさみさん


あさみさんは驚きました。


そして、
洗い物を終わらせることに必死で、
料理を進めやすい広さを保つ、
という目的を見失っていたことに気づいたのです。

講座が終わると、
すぐに水切りラックと調味料棚を片づけました。


その日の夕方、
切った野菜のボウルも食器も置ける。
調味料は振り返れば取れる。
作業台を拭くのもラクになっていました。


便利だと思って置いていた物を外したら、
動きやすくなった。


努力を足すのではなく、
努力していた場所そのものを見直す。

この小さな実験が、最初の転換点でした。

もちろん

どの家庭でも
水切りラックを外せばよいわけではありません。

その人のキッチンで、
何が動きを止めているのか。


一緒に確かめて選んだ方法です。

子どもへの「早くして」を増やすより、家事の順番を変える

夕方にも、うまく進まない場面がありました。


保育園の洗い物を出し、
翌日の準備まで済ませてほしい。

けれど、
子どもは途中で遊び始めます。


あさみさんは料理をしながら

「いつやるの?!」

と何度も声をかけていました。


調理と子どもの準備を同時に気にして、
頭の中がいっぱいだったのです。

そこで、
帰宅後は洗い物を回収したら、
まず料理へ。

翌日の準備は、
思い切って寝る前に移しました。

気になることを早く片づけたいあさみさんには、
勇気のいる変更でした。

けれど、
やってみると料理に集中できました。

子どもがすぐ動くのを待ち続ける代わりに、
自分で変えられる順番を変えたのです。

こうして帰宅後の流れを一つずつ整え、
19時台に笑顔で寝室へ行けるように。



寝かしつけのあとに起きて家事をすることもやめ、
子どもたちと一緒に寝るようになりました。

「また寝落ち」ではなく、
「明日の私のために寝る」。

あさみさんの記録では、
8時間眠る日が続くと、
仕事に集中しやすくなり、

この先どう働きたいかも
考えられるようになったそうです。


家族と笑って過ごすために整えた暮らしが、
自分の将来を考える時間も支え始めました。

余裕ができても、最初の社内公募には応募できなかった

暮らしが変われば、
何でもすぐ挑戦できる。

そんな一直線の話ではありません。

あさみさんは、
一度目に気になった社内公募には
応募できませんでした。

知らない部署へ行ったら、
仕事も子育ても今より大変になるかもしれない。

「挑戦しても大丈夫」と思える安心が、
まだなかったのです。

転機の一つは、
講座の合宿で

「有休を使った一人旅」

を考えたとき。


行きたい場所を思い浮かべる中で、
知らない場所は、
一度行けば知っている場所になる、


と気づきました。

調べる。
話を聞く。
どんな場所か確かめる。


漠然と怖がるだけでなく、
自分から知っていることを増やせばいい。

安心は、待つものではなく、
自分でつくれるんだ。


仕事の経験を振り返る中で、
人の話を聞いて整理し、
伝わる形にする仕事に
やりがいを感じることにも気づきました。

日々の仕事に加え、
学んだことを記事にする経験も重ねていました。


その後、
別の社内公募に出会います。

一緒に働く上司を知っていて、
この人となら困難があっても頑張れると思えた。

今回は応募し、
初めての異動を経験しました。


さらに、
別部署からの依頼で海外出張にも挑戦できました。

家事を変えただけで
異動が決まったのではありません。

暮らしの余裕に、
本人が積んできた仕事の経験と、
周囲とのつながりが重なった変化でした。

加藤ようこから|あなたが動き出すために、何を変えますか?

私が最初にあさみさんと見たのは、
転職先ではなく、


いつも使っているキッチンでした。


やりたいことを増やす前に、
毎日止まっているところを変える。

その積み重ねが、
新しいことに取り組む支えになります。


例えば、
夕食づくりと翌日の準備が重なってつらいなら、

どちらかの時間をずらせないか考えてみる。

今週一度試し、
「何分短くなったか」だけでなく、
「何度も中断せず進められたか」

も振り返ってみましょう。


少し時間ができたら、
気になっている学びや仕事について、
知りたいことを一つ調べる時間に。


最初から応募を決めなくても、
募集条件を読む、
経験者に話を聞く、
といった行動から始められます。

あさみさんがこれから目指すのは、
新しい事業の芽を育てる仕事への挑戦。


さらに、
周りの人も安心して挑戦できる
居場所をつくることです。


家族のために暮らしを整えることと、
自分の挑戦は、
どちらか一つでなくてもいいのです。

FAQ |仕事と家庭の見直しで、よくある質問

家事を後回しにすると、忘れそうです。

例えば翌日の準備なら、

寝る前の着替えと一緒に確認するなど、
思い出せるきっかけも用意します。

「あとで」だけでなく、
いつ、どこでやるかまで決めてみてください。

転職や異動を目指していなくても参考になりますか?

はい。

目的は、
働き方を変えることだけではありません。

今の仕事を楽しむ、
学ぶ時間をつくる、
家族とゆっくり過ごす。

あなたが大切にしたい時間から考えて大丈夫です。

家族の時間も、これからの私も大切にするために


どこから暮らしを変えるか迷ったら、
総研の小冊子をご覧ください。

家事の段取りや
朝晩の流れを見直すヒントを紹介しています。

今週、
自分のために変えてみたいことを
一つ見つけてみませんか。


構成・解説:タイムクリエイトlab創始者 加藤ようこ

あさみさん本人の実践記録をもとに再構成しています。
成果・目標は2026年夏の記録時点の内容です。
プライバシー保護のため一部の属性を省略しています。
体験は個人のもので、同じ結果を保証するものではありません。

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この記事を書いた人

タイムクリエイトlab創始者です!

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