「ママやって〜」で朝も夜も時間がかかって大変…。幼児のいる家庭って、どうやって乗り切ってるんですか？

「自分でやってほしいのに、どうして？」
と、イライラが募っていませんか？

実は
子どもが“自分から動き出す”
ようになる仕掛けがあるんです。

それは、毎日の朝支度を
ちょっとした工夫で“見える化”すること。

　

この記事では
段取りのプロが教える

子どもがスムーズに
朝の準備をこなせる仕組みづくり
をわかりやすく解説します。

　

ママの「時間がない」を変える一歩は

子どもと一緒に“できた！”
を積み重ねることから始まります。

子どもが朝の準備をできない理由とは？

子どもが自分で動けないのは
“怠けてるから”ではなく

見通しと行動の順序が
まだ育っていないからです。

「わかってるはず」なのに動けないのはなぜ？

子どもはまだ
「時間感覚」
「先の見通し」
「優先順位」が育っていない状態。

だから「今何をすべきか？」
がわからず
ママに頼りたくなるのは当然のことなんです。

　

「早くして！」が逆効果になることも…

「早くして！」と言われ続けると
子どもは萎縮し

自分で動こうとする気持ちを
失ってしまいます。

大切なのは
「何をすべきかが見える」ことと
「できた！」という達成感。

　

“自分でやりたくなる”朝の仕組みの作り方

子どもが思わず体を動かしたくなる
楽しくて簡単な仕組みを
整えることがポイントです。　

① 見える！わかる！やることリストをつくろう

やることをイラスト付きでリスト化して
子どもの目線に貼るだけで
行動がスムーズに！

　

• 洗顔
• お着替え
• ごはん
• 歯みがき
• トイレ

　

✅ ポイントは「文字ではなく絵」で！
✅ 実物写真でもOK。
　 達成感が高まります。

　

② 前夜に“明日の準備”を一緒にする

服・ハンカチ・朝ごはんの食器など
明日の分を前日に一緒に準備。

　

• 「どの服にする？」と
  問いかけながら一緒に選ぶ
• おにぎりやパンを一緒に冷蔵庫に用意

これだけで翌朝の“迷い時間”がゼロに。

　

③ 終わったらマグネットで「よし！」が見える

リストを作ったら
マグネットで“できた！”
を動かす仕掛けを追加。

「できたこと」が見えると
子どもの自己肯定感がグンと上がります。

　

たとえば：

• 着替え
  →終わったらマグネットを右にスライド
  
• 全部終わったら
  「ごほうびシール」もアリ！

　

④ 朝の流れに“合言葉”を使う

　

遊び感覚で身支度ができる魔法が
「リズム」と「合言葉」。

• 「起きたらゴロンでお着替えタイム♪」
• 「パジャマ脱いでシャキーン！」
• 「歯みがきしたら元気パワー満タン！」

　

思わずマネしたくなる
音とリズムが
行動を後押ししてくれます。

　

⑤ 小さなお手伝い役をつくろう

朝の忙しい時間こそ
子どもに役割を“お願い”するのがカギ。

• 「今日はパパの靴を並べてくれる？」
• 「お箸を出してくれる？」

　

“役割”があると

子どもは自然と
「自分も家族の一員」という
意識が育ちます。

　

子どもが“自分から”動き出すと、ママの朝が変わる

自分で動ける子どもに変化すると
ママの負担が減るだけでなく
家族の空気まで整っていきます。

この仕組みを取り入れたママたちからは

　

そんな声がたくさん届いています。

　

“見える化”は、時間も心も整える最初の一歩

生活を仕組み化することで
時間の余白と
心のゆとりの両方が手に入ります。　

子どもに「自分でできた！」
という体験をプレゼントすることが

ママの時間
そして家族の笑顔につながっていきます。

　

一度に全部やらなくてもOK。

まずは「朝のやることリスト」から
今日の夜、一緒に作ってみませんか？

よくある質問（FAQ）

子どもが朝の支度を自分でできるのは何歳くらいから可能ですか？

個人差はありますが、3歳頃から“見えるリスト”での自立支援が効果的です。
「イラスト」や「写真」を使えば、まだ文字が読めない年齢でも視覚的に行動を促すことができます。
大事なのは“できた！”を感じられる仕掛けを一緒に楽しむことです。

うちの子は支度を面倒くさがって全然動きません。どうしたらいい？

まずは「やらせる」ではなく「やりたくなる」環境を用意してみてください。
例えば、「マグネットを動かす」「朝の支度ソングを歌う」など、
遊びや役割を取り入れるだけで、自主性が引き出されやすくなります。

朝が特にバタバタで、リストを使っている暇もありません…

実は、“リストの準備”は前の晩に親子で楽しく行うのがコツです。
朝に全てを完璧にしようとするのではなく、夜のうちに仕込むことで、
翌朝のスタートが驚くほどスムーズになりますよ。

視覚的なリストはどうやって作ればいいですか？

手書きのイラスト、写真、ネット上の無料テンプレートなどでOK！
SNSで「やることリスト 幼児」で検索すると参考例もたくさん出てきます。
100点を目指すより、“うちの子が喜ぶ形”で作ることが大切です。

子どもが朝の準備を嫌がる日があっても大丈夫ですか？

もちろん大丈夫です。
大人だって調子が悪い日があるように、子どもにも波があります。
毎日できなくても「また明日があるね」と伝えることで、安心と継続の気持ちが育ちます。